小学生から大学生まで、近年不登校の子どもは増加傾向にあります。1990年代に大きく増加したのち、いったん2012年までに少し現象はしたものの、そこからは再度増加し、2015年時点では約13万にのぼりました。

2012年から2015年の3年間で、小学生では2012年度0.31%→0.42%、中学生では2.56%→2.83%に増加し、中学であれば1クラスに1人は不登校の生徒がいる、という計算となります。

不登校の理由は友人関係・不安傾向・無気力・学業の不振などさまざまですが、小学校から中学校にあがり、勉強についていけなくなったというケースも少なくはありません。

また、少し休んだだけでも小学校から比べれば勉強量が多くのなるため、短期間の入院などで休んだ結果、復帰してみたら内容がわからなくなり、そのまま不登校になるといかもしれません。

もちろん、不登校にならないことが一番なのですが、もしかしたら些細なきっかけから、あなたのお子さんも不登校になる可能性はあります。決して他人事ではないのです。

 

もし不登校になった場合、勉強はどうすればいいのでしょうか。

学校にいけていないので、勉強は自分でするしかありません。

しかし、だれの管理もされない状況の中で、お子さんは勉強をするでしょうか。

部屋にこもってゲームをしている子や、無気力で寝ていて基本的な生活すらきちんと送れない状況のお子さんも少なくないのではないでしょうか。

親としては、勉強しなければ周りの子においていかれますし、進学できる高校があるのかどうか、何より「この子の将来はどうなるのだろう・・・」と心配になるはずです。

 

学校に行かず、家でも勉強せずではもちろん将来の選択肢は狭まっていくだけです。

ただ、勉強はしろと言われるとしないものです。

ましてや、不登校になったお子さんは自分に自信を無くしています。

その状況で勉強をやれと言われれば、お子さんを責めてしまうだけです。

 

そのため、「どうしたら勉強してくれるんだろう?」と皆さん悩んでおられるはずです。

 

「勉強をしてほしい」理由は、なんでしょうか。

もちろん、親ですから、生徒さんのことが心配だからです。

心配をするのはお子さんのことが大切だからです。

大事なお子さんが自分に自信をなくし、将来に夢を持てない状態なら、どうにかしてあげたいのが親心です。

「周りにおいていかれる」ことや「学校にいけない」ことが悪いのではないとまず、お子さんを認めてあげてください。

自己否定をしているお子さんは人から認めてもらうことを望んでいます。

認めてもらうことで、自信を取り戻し、なにかをやる気持ちが自然とわいてくるようになります。